「人が辞めていく」——多くの経営者が、これをどこかで「仕方のないこと」として諦めている。
人が職場を離れるとき、人は大義名分を掲げて去っていく。しかし、それは単なる建前だ。人が辞める職場には、100%、その組織の側にも原因がある。そして原因の多くは、人ではなく「仕組みの不在」にある。
私がある企業の人事を任されたとき、正社員は1人しか残っていなかった。離職率の高い職場だった。代表からの依頼はシンプルだった。「人が辞める問題を、なんとかしてほしい」。
まずゴールを「経営者の経営課題を解決すること」に置いた。ヒアリングの結果、解くべき課題は3つに絞られた。①人が辞める ②人が採れない・定着しない ③組織が自走しない。行ったのは、単なる寄り添いではなく、仕組みづくりだ。
一人ひとりを、見る
全社員と毎月1on1を行う。月末に事前アンケートを取り、その回答をもとに面談することで、世間話ではなく、本人が本当に抱えている課題まで踏み込む。こうして、代表が見きれていなかった一人ひとりの状態を拾い上げる。
さらに毎週のタスク進捗MTGで、納品の遅延はないか、業務が特定の誰かに偏って過多になっていないか、つまずいている点はないか——あれば、その場で解決策まで一緒に考える。
ただでさえ多忙な経営者が、ここまで社員一人ひとりを見続けるのは難しい。だからこそ、THE CLASSが、実行までを担うNo.2としてその役割を果たす。
自走を、設計する
一人ひとりの目標設定に伴走し、前月の振り返りとセットで回す。狙いは「なんとなくこなすルーティンワーク」からの脱却だ。
なんとなくこなしてきた仕事に、価値はない。なぜなら、そこには試行錯誤が生まれず、試行錯誤のない場所から、イノベーションは生まれないからだ。
その上で、評価と給与を成果に連動させた。成果が多いほど報酬に反映される仕組みだ。労働力をただ搾取するのではなく、伸びる人が、伸びた分だけ報われる構造にする。すると、辞めようとしていた社員が、自分から動き始める。
それでも、採用を止めない
定着の仕組みを整えながら、同時に採用も回し続ける。複数の採用媒体を使い分け、応募者への連絡を一件も遅らせない。レスポンスの速さは、それだけで企業の印象を変えるからだ。これまで検討した候補は、3ヶ月で約300名。常に新しい風を組織に送り込み、停滞を防ぐ。
結果、辞めようとしていた社員が意欲的に働くようになり、感謝の言葉をもらうことも増えた。そして**たった3ヶ月で、1人だった従業員は5人になった。**採って終わりではなく、定着まで見届けている。これが何を意味するか。単純計算でも、組織の生産力は5倍になったということだ。
そしてTHE CLASSは今、これを週1日の稼働で回している。
3ヶ月の成果(数字で見る)
- 従業員:1名 → 5名
- 組織の生産力:約5倍(人数ベース)
- 採用検討した候補:約300名
- 定着:増えた5名が、離職せず定着
- 運用:THE CLASSの稼働は週1日
我々の経営支援
人事とは、優しさではない。辞めない理由と、頑張る理由を、仕組みとして設計すること。
そして我々の価値は、これらを個別にではなく、網羅的に解決できることにある。人が辞ける・採れない・自走しない——人と組織にまつわる課題を一つの窓口でまとめて引き受け、さらに契約書の作成から関係各社との連携まで、人事の枠を超えて経営の実務を担う。
経営者が本来の仕事に集中できるよう、その隣で人と組織を引き受ける。それが、我々の経営支援だ。
株式会社THE CLASSは、経営者の右腕として経営支援・営業支援に伴走しています。組織・人事のご相談はお問い合わせから。
